for Students2年生・3年生へ

3年生の皆さんへ

2022年度も,秋学期がスタートして約1ヶ月が経ちました.秋学期の授業は,ほぼコロナ前の形式である対面に戻り,その形式にも慣れてきたことかと思います.秋学期に石榑研究室のメンバーで担当する物理情報工学実験C・DのB5テーマ 「光ファイバ」は,光通信の分野で重要な役割を担う「光ファイバ」の基本について学んでほしいテーマです.折角,リアルな実験をしてもらうわけですから,実際の光ファイバ・光デバイスを目で見て,手で触れてという五感に訴える実験にしようと色々なアイテムを揃えています.特に,2020年11月,コロナパンデミックのさなかに,古河電気工業株式会社様より,実際に見て,触れてもらえる,「光ファイバの前駆体,プリフォームロッド」をご提供頂くことができ,毎年,B5の実験時に体感してもらっています!是非,本物の光ファイバ母材を実際に見て,そして触れてみて下さい.

石榑研究室について

いよいよ,研究室えらびの時期が近づいてきましたね.少しでも石榑研究室の雰囲気が伝われば!と思い,随時,研究室見学も受け付けています.石榑研究室は,2022年3月より,19期生となる新4年生を迎え入れ,コロナ禍にありながら,2022年度の研究活動を進めています.2018年度より,企業に務めながら博士課程に在籍する社会人ドクターも加わるようになり,2021年秋学期からは,当研究室の卒業生でもある木下遼太さんが加わってくれました.現在,社会人ドクター2名が在籍しています.企業に入ってからの仕事,企業で働く立場から見た大学,博士課程での研究についての相談に乗ってくれると思います.さらに,2022年5月からは中国からの留学生である尹 源甜さんが博士過程のメンバーに加わり,3名の博士課程メンバーが修士課程以下のメンバーのサポートをしてくれています.

これまでにも,研究室での成果が国際的にも評価されていますが,石榑研究室では,研究室に所属する各メンバーが挙げた成果は,その研究に携わった本人が学会・国際会議・論文投稿の場で発表をしていってもらう方針をとっています.

国際会議

昨年度(2021年度)から2022年度にかけては,多くの会議がオンライン開催,一部の会議は対面開催となり石榑研究室メンバーがその成果を発表してきました.6月には,当時D3の幡井さんが71st IEEE Electronic Components and Packaging Technology Conferenece (ECTC2021) (オンライン開催)にて口頭発表を,2022年6月にはM2の末森君が72nd IEEE Electronic Components and Packaging Technology Conferenece (ECTC2022) (対面開催)にて口頭発表を行いました.このECTCは,論文採択率が50%ほどでありとても権威の有る国際会議です.また,毎年,11月には,IEEE CPMT Symposium Japan が京都にて開催され,ここ数年は,すべてのM2のメンバー及び博士課程のメンバーに発表してもらってきました.2021年度は2年ぶりにICSJ2021が開催され,D3の幡井さん,高武さんに加えて,以前に当研究室で博士の学位を取得したバングラデシュのラッセルさんが口頭発表を行いました.2022年度のICSJ2022では,M2の上原さん,小野君,山口君が口頭発表を,末森君,関谷君がポスター発表を行うべく,現在準備を進めています.

また,2022年9月には,スイスのバーゼルにて開催されたEuropean Conference on Optical Communication(ECOC2022)にて,M2の山口君が口頭発表しました.石榑研メンバーが発表を行うことの多い国際会議はアメリカ(の西海岸)で開催されるものが多い中で,久しぶりにヨーロッパ開催の会議に参加・発表しました.今後も,現在のM1のメンバーを中心に様々な国際会議で成果を発表してくれることを期待しています.

この後2022年度も,11月京都開催のICSJ2022はじめ,国際会議で研究室メンバーの発表を予定しており,継続して研究室メンバーの成果が発表されます.

学術論文

学術論文誌についてですが,2021年1月にD3の矢加部さんが「モスキート法を用いて作製したシングルモード多チャネルポリマー光導波路」に関する研究成果をJournal of Lightwave Technology誌に,同じく矢加部さんが「低損失円形コアシングルモードポリマー光導波路」に関する成果をOSA Continuum誌に投稿し,採択されています.その後,2021年11月にはD3の高武さんが「」に関する論文を,IEEE CPMT今年度は博士課程のメンバーに加えて,M2,M1のメンバーも学術論文の投稿を目指して準備をしています

受賞

2021年11月,京都にて開催される国際シンポジウムIEEE CPMT Symposium JAPAN (ICSJ2021)では,社会人ドクターであるD3の高武直弘さんがYoung Researcher Awardを,受賞しました!なお,今年度2022年度のICSJ2022では,!M2の小野君が同じYoung Researcher Awardを,受賞することが決まっています!これで石榑研究室は6回連続の受賞となります.

また,2021年度M2の長谷君が,2021年3月,エレクトロニクス実装学会講演大会にて「GI 型コアによるポリマー光導波路-光ファイバ間接続損失の低減」と題する論文を発表し,2022年3月開催の第36回エレクトロニクス実装学会春季講演大会にて研究奨励賞を受賞しました.

共同研究

2010年度から,企業との共同研究を活発化させており,インターンとして企業に通いながら研究を進めてもらったり,企業の設備を使わせていただきながら研究を進めてもらっています.企業との共同研究には,研究室メンバーである学生の皆にも直接関わってもらっています.石榑研究室での研究の成果を,より実用に近づけるためにも,今年度もさらに共同研究を加速していきます.そのため,どちらかと言えば,基礎研究というよりも応用研究に近い研究テーマが多いのが石榑研究室の特徴です.その様な研究活動を日々行っている石榑研究室の様子を見てみたい,と思ったら是非,いつでも見学にいらしてください.

石榑研では,随時,研究室の見学を受け付けています.

質問,見学希望などは,メールにて
ishigure[at]keio.jp([at]を@マークに変えてください。)

2022年11月